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作品紹介

建築デザイン



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Nishikoiwa (TOKYO)

園庭と立体的につながる中庭型保育園

ここではコの字型の園舎の配置計画を採用した。1、2階とも園庭側については掃出しの開口部を設けることで、園庭からの光と緑が注ぎ込まれる。それらの開口部の対面となる道路沿いには緩衝帯として植栽帯を設け、街並みにも緑の潤いを与えている。2階ではコの字の両サイドにそれぞれバルコニーを設けている。これらのバルコニーの道路側は1.5mの壁面を立上げてプライバシーに配慮しているが、園庭側は開放的な縦格子の手摺を設置して、園庭を挟んで対面のバルコニーなどと立体的に繋がる空間を構成している。一見、外からは壁面が多いようにも見受けられるが、園舎に入ると園庭を中心に植栽を取り込んだ明るく開放的な園舎となっている。
内部の保育空間は、木造の構造物はできるだけ露出させ、壁や床にも天然木を多用して温かみのある落ち着いた内装としている。2階では連続する登り梁にライン照明を取り付け、構造体素材の強調性や規則性を強調したデザインとしている。
外観は、住宅街の景観に配慮し、外壁には落ち着いた色味の無機質なガルバリウム鋼板を採用した。道路との間の緩衝帯には、四季によってさまざま表情に変化する草花や植栽を有機的に緑化して外壁との調和を演出している。日が暮れてくると、外壁はその存在を消して、草木の向こうに木漏れ日のように保育室の光が浮かんでくるのも面白い。